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LIVINGから

主婦の備忘録です。シニアの愛犬、海斗君も時々話題に~


by milky107

☆5つ星ホテルと小さいおうち~♪

          シネマに足を運んで ちょっと日常を離れる時間をもつのは とても楽しいことです。
          友人とだったり、一人シネマだったり・・・・・
          Bunkamuraやピカデリーへ行くことが 多いのですが
          いずれも 春へ向けて 魅力的な映画がラインナップされていて 楽しみが続きます。

          最近 観た映画から 二つ~❤ 


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          この<はじまりは 5つ星ホテルから>という映画は イタリアの映画で
          高級ホテルのサービスをチェックする覆面調査員として 世界をまわりながら
          5つ星ホテルを滞在する女性が主人公です。

          この主人公、イレーネは この自由がいっぱいで 気ままな生き方を
          誰もが うらやんでいると信じていたのですが 歳を重ね、色々な出来事に出会い
          自由と背中合わせに孤独を感じたりと 自分の人生について見つめ直していくのです。

          この題名通り、お洒落で華やかな場面を楽しみながらも 現実性を併せ持っているので
          映画を見ながら いつの間にか自分に置き替えて考えさせられるような
          落ち着いて見る作品です。
          是非、娘が 見るといいのでは・・・・と思ってしまいました。^^




          もうひとつの作品は 珍しく邦画で 山田洋次監督の<小さいおうち>。
          2010年、中島京子さんが直木賞をとられた<小さいおうち>の映画化です。
         
          元、女中さんという職業をしていたタキが 自身の回想録を元に
          長い期間奉公をしていた 「赤い三角屋根の小さいおうち」に住んでいた
          平井家のことを 思いだしながら 当時起こった<秘密のラブストーリー>を
          ふり返っていく物語です。

          ただ、単なるラブストーリーというのではなく
          昭和初期から 戦況が悪化していく その変化の中での中流庶民の生活が
          リアルに伝えられています。
          大正時代のモダンさが 昭和に受け継がれ 日本文化と西洋文化が
          入り混じって 平井家の生活のなかにあらわれているのです。 
          
          時代としては もう少し後に生まれ育った私ですが どこか懐かしさを感じましたし
          生きた歴史を辿ることが出来たような気がしました。

          新しい契約の社会、権利や義務、平等など 戦後アメリカからの影響を受ける前の
          素朴で誠実、忠実、などが普通のことであった 古き良き日本人の姿が
          そこには ありました。



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          実は 本を映画化した作品は 見ようかどうしようか 迷うことがあります。
          今回も 本からイメージした人物と 映画に出演される俳優さんとのイメージが
          私の中で 何となく違っているように思えて どうしようかな・・・・・でした。
          (俳優さんが 苦手ということではなくて・・・・・)

          それでも 赤い三角屋根の小さいおうちを 映像で見たくなりましたし
          懐かしい昭和の香りを 目から耳から 受け取りたくなり、シネマ行きとなりました。
          若いころのタキさんを演じた女優さんは クラシカルな雰囲気があり、
          映画の昭和に溶け込んでいて 味がありました。
          この作品で ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を 受賞されたとか・・・・納得です。
          

          ◆ちょっとおまけ  
          
          子供の頃、姉と一緒によく読んだお気に入りだった同名の絵本、
          バージニア リー バートンの<ちいさいおうち>は
          自然にあふれた田舎の丘の上に建てられた<ちいさいおうち>が
          遠くの街からの開発が 周囲におよび やがて すっかり町となってしまった中で 
          ボロボロになっていきます。
          そのおうちを見て 救おうとする人によって 自然の中に 又 戻すというというお話です。

          バージニア リー バートンは 移り変わりによってつくられる 新しいものを
          否定するのではなく それでも失ってはいけないものを いかに考えていくか・・・・・
          そんなテーマを投げかけているように思います。

           
          それは 一見、ストーリーは 違うのですが 映画化された<小さいおうち>でも
          新しい時代の中で いかに古き良きものを 伝え残していくか・・・・・・
          同じようなことを 問われているように思えます。
          

           
          
          
          
          
         
          
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by milky107 | 2014-02-19 02:34