☆沈黙・Silence~♪
2017年 01月 25日
20代の頃、仕事の関係でお世話になった先生のバレエ団で 遠藤周作の歴史に基づく
創作歴史小説<沈黙>をバレエ化されたことがあり、その公演に足を運んだことがありました。
その時、<沈黙>の本を読みました。 書下ろしから10年ぐらいが経っていたと思います。
当時、創作バレエは観る機会がなかったので <沈黙>のバレエ化に とても期待し、
楽しみに出かけたことを覚えています。 使われた音楽は<ペンデレッキ>でした。
この作品で 芸術選奨文部大臣賞を受賞されたように記憶しています。
あれからかなりの年月が経ちましたが 今回、この<沈黙>が映画公開されるとあって
是非、観たいと機会をつくりました。
映画が長いこともありましたが テーマが重く、観ている間、緊張感が続きっぱなしでしたから
観終わって映画館を出る時には 軽い頭痛がし、ランチが消化していないような気分でした。
ご存知の方も多い<沈黙>ですが 映画は江戸時代初期のキリシタン弾圧の頃、
ポルトガル人の司祭フェレイラが 日本での布教に命を懸けるも信仰をすてたことが伝わり、
若い司祭ロドリゴとガンペがそれを確かめようと 日本にむかうところから始まります。
隠れキリシタンを棄教させるための踏絵や拷問をみていると 信仰って何?
涙が出る余裕がありません。
命をかけて他国に布教する意味は??
場所が違えば 育たないという言葉が 耳に残っています。
舞台が日本のハリウッド映画。
カトリック教徒であるマーティン・スコセッシ監督の創り出した<沈黙>、力作です。
若き司祭を演じたアンドリュー・ガーフィールドさんが熱演されていました。
日本の俳優さんたちも いい味を出しています。
イッセー尾形さんの井上筑後守は にこやかな人の好さそうなお年寄りがお役目となると
無慈悲な冷酷なお役人になる・・・とてもお上手でした。
全体に派手さはないのですが 見応えは十分のやっぱりハリウッドという映画です。
<沈黙>というテーマは何を意味しているのか?
なぜ、フェレイラ司祭は棄教したのか・・・・・
そしてロドリゴやガンぺはどうなる・・・・
ご興味のある方は 劇場へいかれてはいかがでしょう。
随分、変色してしまった<沈黙>、もう一度、読んでみようかと思っています。
◇疲れた時のお茶タイムには・・・・・
いつも並んでいる人がいる、人気の鈴懸の和菓子。
時に大量に箱買いをする人がいると 時間がかかります。^^
私はこちらのイチゴ大福が好きで・・・・
イチゴのお大福が何としても食べたかったり 様子を見て時間が許す時に並びます。^^
イチゴを食べた!と思いますよ、このお大福は・・・。
疲れているときは もう一つ、頂いてしまいます。
この時は 甘酒風味の漉し餡のおまんじゅうと。
今、炭水化物や糖質抜きが騒がれているようですが 私は無理ですわ!!
でも二つは危険かも~~。
宇治のお煎茶を淹れて。 お煎茶を一口飲んで 「あぁ~美味しい。。」
by milky107
| 2017-01-25 13:40